とにかく満足した、シティマラソン

新潟に来て3年半が経った。

今までいろんなことがあってそれなりに毎日充実していていつの間にか新潟を好きになったけど、もっともっとわかりやすい思い出をつくりたくて、シティマラソンに参加した。

 

もともと走るのが好きだったとはいえ、21キロの経験はなかったし、7月から練習を始めたわりに全部合わせても50キロも走ってなかったから完走できるか少し不安があった。

当日は申し分ない快晴で、こんな日に走れるなんてほんとにわたしは運がいいわ、といつも通り単純に喜んた。

 

結果、無事に(倒れるんじゃないかと何人かから心配されてたけど)完走し、サトウの切り餅をおいしくいただいた。ここまではイメージできていたのだけど、このあとずーっと、ずーっと、満足感に包まれているのが不思議。

終わったあと、連絡をくれていた親や友人、どの人にもわたしは決まって、「とっても満足した!」と返事をしていた。家に帰ってからも「はあああ満足だー」とひとりで言ってしまうくらい満足していた。(笑)

 

なんでこんなに満足したのか考えてみたらいくつか理由が見つかった。

・人生で初めてシティマラソンに出たから

・人生で初めて21キロ走り続けたから

・人生で初めてあんなにたくさんの人と一緒に走ったから

 

わかりやすく書いたからわかると思うのだけど、わたしは「人生で初めて」のことをすると満足するらしい。完走しなかったらどうか、はわからないけど、たぶんそれでもそれなりに満足したと思う。

 

いつも言ってるけどどうせ生きていくなら楽しいほうがいいし、自分で自分を満足させる術を知っているといい。

この夏はけっこう、楽しくないな、と思ってしまう瞬間があって辛かったけど、よく考えたら人生で初めてのことなんていくらでもあるんだからもっと楽観的になってもいいかも。

 

卒論だって人生で初めて書いているわけだし、きっと終わるころには満足できるでしょう。

 

 

久しぶりに21時までに家について、部屋の掃除をして、洗濯をして、洗い物をして、ピアノを弾いて、本を読んだ。

おやすみなさい。